油は太る?エゴマ油でやせたい質に
油は太ると思って摂取を控えていませんか。
脂質は1gあたり9kcalと糖質やタンパク質が1gあたり4kcalなのに比べればカロリーが高いです。
しかし、脂質にも種類があり、ダイエットをサポートする油もあるのです。それがエゴマ油です。
テレビ番組で油を摂取してやせたというタレントが紹介されました。
エゴマ油とは
エゴマ油とはエゴマというシソ科の植物の種子から得られる油です。
薬味に使うシソに見た目が似ています。
エゴマ油には必須脂肪酸のαリノレン酸が多く含まれています。
αリノレン酸は体内で合成できないので食事から摂取する必要があります。
αリノレン酸から、サラサラで話題のDHAやEPAが合成されます。
エゴマ油がダイエットによい理由
油は太るイメージがありますが、オメガ3系脂肪酸であるαリノレン酸は太りにくい油です。
肉や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸は血液をドロドロにします。
血液がドロドロになると血流が悪くなり、体の隅々に酸素や栄養を届けることができず、代謝が低下します。
オメガ3は血液をサラサラにすることが期待できます。
動物の油は常温では固体ですよね。そのため、人の体内ではドロドロとしてしまいます。
しかし、エゴマ油は常温では液体です。
体内でもサラサラとしているのです。
血液がサラサラになることで巡りがよくなり、代謝が活発になります。
便秘解消も期待できます。適度に油を摂ることで便の滑りがよくなり便通がよくなります。便通がよくなることで血液がきれいになり、巡りがよくなります。
エゴマ油の選び方
エゴマ油は非常に酸化しやすい油で、酸化した油は体を老化させます。選ぶときには気をつけてください。
光が当たると油が酸化するので、遮光瓶に入っているものを選んでください。遮光瓶は茶色っぽい色をしています。
できれば冷蔵保管されているとよいです。
輸入ものはポストハーベストの心配があるので国産がおすすめです。有機栽培ならなおよいです。
開封後は冷蔵庫で保管してください。熱を加えると酸化するのでサラダにかけるなど熱を加えないで摂ります。